とあるプレイヤーの「維持費」に対する意見を紹介します。
内容
IRL(※1)の軍隊(海軍や空軍も含めて)の運営はとんでもない維持費(給料や物資、負傷者や死亡者への補償など)がかかる。
それにも関わらず、HoI4では規模に関係なく、フィールドに配置すると文字通り無料になる。
例え軍隊が1000万だったとしてもコストが一切かからないというのは非現実的だ。工場を消費するとか何らかの維持費が必要なのではないだろうか?
(※1)In Real Lifeの略。「現実の世界では」といった意味で使用される。
反応
- 損耗システムでカバーしているんだろうけど、常備軍には維持費が必要だという意見には賛成です。HoI4には一般的な国家収入がないから実現するのが難しいとは思うけれど。。。とにかく平時なのに軍隊が理不尽に成長しなくなるのは良いことです。
- もちろんイエスだが、HoI4では不可能だろうからHoI5に期待する。HoI4はゲーム版の「高い城の男(※1)」、つまりはファンタジーだ。AIは無限の師団をスパムし、無限の艦隊を送り込んで来る。何百万もの人々が経済に参加していないということなんだが、経済には影響を与えていない。私は艦隊の専門家ではないけれど、艦隊が港に1日滞在するだけでも莫大な費用と資源が必要だと聞いたことがある。
(※1)アメリカの作家フィリップ・キンドレド・ディックによるSF小説。第二次世界大戦で枢軸国が勝利した世界が舞台となった仮想的な歴史小説。2024年現在、Amazonプライムでドラマ版が配信されている。
- 理論的にはだけど、民需工場とかに基づいて軍隊への供給システムを再設計できると思う。
- AIが師団を非常識に分割したりするだろう?これが原因で彼らの産業は広範囲に拡大し、実際に戦闘(または損耗)に入ると必要な人員や物資を供給できなくなる。これを阻止するための仕組みが必要だ。それによって現実的に国家が維持できるはずがない大規模な軍隊を所有することを防ぐことも期待できる。
- これ以上AIに対処できないものを追加するのはいかがなものか。むしろ単純化するべきだ。過度に求めすぎるとプロジェクトに悪影響を及ぼすだろう。
- スレ主に同意するよ。少なくとも、特に平時には(自国と比較して)大規模な軍隊を配備することにデメリットがあるべきだと思う。HoI2とHoI3では消耗品に工業力を割り当てる必要があったと思うけど、戦争時にはその必要な量が半分になって、戦争中の国はより大規模な軍隊を配備できるようになっていた。これが上手く組み合わさっていて、平時の師団数が制限できていたから実際の歴史をより反映できていた。
- MODのExpert AIをおススメする。これを使わないとゲームが簡単すぎる。AIは供給が少ない地域(フィンランド北部やノルウェー)に大量の師団を送るんじゃない。実際の第二次世界大戦のように戦って、軍隊を疲弊させないように工夫させてくれよ。
- ウクライナ戦争で聞いているように、大規模な戦争では軍隊が大量の弾薬を必要とするから、すぐに枯渇する可能性がある。ドイツは戦争中、弾薬や予備の物資に大きな問題を抱えていたと思う。現実では、ソ連、中国、ドイツという3か国が非常に大量の師団を保有していた。アメリカも膨大な師団を配備することもできたが、そうする必要はなかった。遠く離れた海外で戦う必要があったから現実的には難しかったのかもしれない。だからアメリカは生産と物資の輸送に重点を置いたんだ。補足するとアメリカの師団は先進的で装備も充実していたからゲーム的には彼ら用に高い性能の工業会社などが必要だと思う。また、優勢火力ドクトリンなら、より多くの弾薬と補給が必要になるだろう。対照的に、中国の師団はほとんどがお粗末で、装備も練度も不十分だった。彼らには西洋式の師団がほんの少数しかいなかったからだ。したがって、現在のHoI4で師団スパムが送られてくるには複数の理由がある。工場数に関連付けられた師団制限を追加するMODもあるにはあるが、工場数が少ない中国を台無しにしてしまう。今回の話題に直接的な関係は無いけれど、このゲームには予備役システムが存在しない。訓練を受けた予備役を大量に抱えて、それらを迅速に動員できる国家は非常に有利だった。HoI4のように大規模な常備軍は存在していなかったからね。
- 予備役の問題についてはAIが膠着状態に陥ってしまう原因の1つだと思う。ノルウェーを例にするとゲーム開始時点で大量の常備軍を保有しており(1940年にノルウェー軍が完全に動員された場合に相当)、AATでさらに多くの部隊が追加された。その結果、ドイツ軍は史実の約10倍のノルウェー軍を相手に攻撃することになり、AIドイツが苦戦するのも不思議ではない。
出典
Paradox Interactive Forums
IRL running an army (as well as navy and airforce) is extrem…